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コラム 2024年03月18日

腸内環境を整えて心と体も整えよう

腸内環境を整えて心と体も整えよう

中瀬店薬剤師の畑です。
今回のテーマは「腸内環境」です。
テレビなどでも腸内フローラや腸活という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、腸内環境が良くなるとどのようなメリットがあるのかご紹介したいと思います。

腸内環境改善のメリット

ストレスやうつに効果がある
腸は第2の脳と言われており、「脳腸相関」という言葉があります。
これは、生物にとって重要な脳と腸がお互いに密接に影響を及ぼしあうことを示す言葉です。例えば多くの動物では、ストレスを感じるとおなかが痛くなり、便意をもよおします。これは脳が自律神経を介して、腸にストレスの刺激を伝えるからです。逆に、腸に病原菌が感染すると、脳で不安感が増すとの報告があります。
そのためうつ病の人は便秘などのお腹のトラブルを抱えてるケースが多いです。
まだ科学的根拠は少ないですが、腸内環境を改善すればうつ症状も改善するのではないかとも言われています。
免疫改善で花粉症にも効果が
腸には体の免疫細胞の70%が集まっていて、「腸管免疫」といいます。
この季節悩まされる花粉症は、免疫システムのバランスが崩れて本来害のない花粉に過剰反応するのが原因です。
腸内細菌は免疫細胞が正常に働くサポートをしており、腸内環境が良くなることでアレルギーの出にくい体質になります。
代謝アップ
腸内環境が良いと栄養をスムーズに吸収することができて、体中に栄養を行き渡らせることができます。
代謝の役割を持つ肝臓にも栄養が効率よく運ばれて、活発に働けるようになるので代謝が上がります。そのほかの内臓も正常に働くので体温が上がり、カロリーが消費されやすい体になります。

腸内環境を良くするには

食事
善玉菌や食物繊維を摂ることが重要です。善玉菌は腸内フローラのバランスを整えて、腸内環境を改善してくれます。
ヨーグルト、チーズ、海藻類、納豆、みそ、豆腐、豆乳、キャベツ、たまねぎ、ごぼう、りんご、バナナなどの食べ物がオススメです。
運動
腸内環境は生活習慣や精神面にも大きく影響します。
適度な運動は血流を良くして、自律神経のバランスを整えるので、結果的に腸内環境も整える作用があります。
散歩やストレッチなど軽めの運動で良いので、無理のない範囲で頑張りましょう。
睡眠
これも脳に関係するのですが、睡眠は脳を休ませるのにとても大切です。脳をしっかり休ませて機能を回復させることで、腸内環境にも良い影響を与えてくれます。
腸内環境を整えると心と体全体の健康につながります。
難しいことはなく、バランス良い食事、適度な運動、十分な睡眠が重要です。
取り入れやすいことからはじめて規則正しい生活を目指しましょう。
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