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コラム 2024年01月17日

2024年スギ花粉症対策

2024スギ花粉症対策

サクラ店薬剤師の安達です。
花粉症の飛散予測というニュースを目にする時期になりました。今回のコラムでは「春の花粉症」の関する情報をお届けいたします。

2024春のスギ花粉飛散予想時期は「2月中旬」

スギ花粉の飛散時期は前年11月以降の気温の推移で決まります。
スギの雄花(花になる芽)は11月頃完成し、12月末まで休眠に入ります。
休眠期間は気温が高いと長く、低いと短くなります。休眠期間が明けると開花の準備に入ります。気温が高いほど早く、低いほど遅くなります。
今冬はエルニーニョ現象の影響で気温が比較的高いと予想されます。
日本気象協会の発表では東海地方のスギ花粉の飛散時期は2月中旬からと予想されています。

今年のスギ花粉予想飛散量は「昨年より少なめだが例年よりやや多い」

花粉飛散量は、前年の夏の気候が大きく影響します。30℃を超え日照時間が多いと花芽が多く作られ、翌年春の花粉飛散量は多くなります。
2023年は高温で日照時間が多い夏でしたが、2023年のスギ花粉飛散量が多かったので今年の花芽は昨年より少なくなる傾向です。
この2点から大量飛散となった昨年よりはやや少なめだが、過去10年との比較ではやや多い見込みです。

病院で処方される治療薬の種類と注意点

病院から処方される飲み薬の種類などをご紹介します。点鼻薬については以前の薬剤師コラムでご紹介していますので参考にしてみて下さい。

抗ヒスタミン剤
薬の種類によっては眠気・倦怠感が出る可能性があります。受験を控えている方は医師にご相談ください。また、車の運転をされる方は注意してください。
前立腺肥大・緑内障が悪化する場合があるので持病のある方は先に申し出てください。
食事影響を受ける薬もあるので医師・薬剤師の服薬指導を守って下さい。
皮膚炎などの痒みを抑える薬としても処方されることが多いため皮膚科を受診している方は重複しないようお薬手帳を持参して受診して下さい。
抗ロイコトリエン薬
鼻づまりを起こすロイコトリエンと言う物質を抑制します。
抗ヒスタミン薬と併せて処方されることが多いです。喘息治療薬としても使用されますので喘息の方は重複しない様にお薬手帳を持参して受診してください。
ケミカルメディエーター抑制薬
効果が出るまで2週間程度かかりますので早めの開始が必要です。
プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬
鼻づまりの原因となるプロスタグランジンD2やトロンボキサンA2の受容体をブロックする薬です。
鼻づまりだけでなく、くしゃみや鼻水に対しても効果発現が認められています。
Th2サイトカイン阻害薬
Th2細胞から産生されるアレルギー症状を引き起こす体内物質が出るのを抑える薬。
くしゃみや鼻水よりも、鼻づまりに効果があります。他の作用機序をもつ薬と併用することで、効果の増強が認められています。
アレルゲン免疫療法
スギ花粉エキスを少量ずつ体に取り込み徐々に体を慣らしていくれさせ次第に症状を和らげていく治療方
法です。今まで紹介した抗ヒスタミン薬は一時的に症状を和らげる対症療法とは異なり、アレルギー体質の改善をする根本治療と考えられています。
治療薬を舌の舌に置き、定められた時間保持した後、飲み込みます。
5分間はうがいや飲食を、避けます。花粉の飛んでいない時期から開始し、3-5年継続することが多いです。
微量のスギ花粉の成分を体内に取り込むためアナフィラキシーなど重大な副作用を引き起こす可能性があるので専門医の指示に従って服用します。
症状を悪化させないようにセルフケアも大切です。免疫力を下げないように規則的な生活を心がけ、早めの対策を始めるようにしましょう。

【参考】
・日本気象協会

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