本店薬剤師 漆田です。
まだ暑い時期が続きますね。水分補給など暑さ対策をしっかりして体調管理をしましょう。
皆さまは「かかりつけ薬剤師」をご存じでしょうか?かかりつけ医は聞き馴染みがあっても、かかりつけ薬剤師はご存じではない方が多いと思います。
「かかりつけ薬剤師」とは、処方薬はもちろん、市販薬・サプリメント・食事・運動等様々な情報を把握し、1つの薬局で継続的にチェックします。
かかりつけ薬剤師はどの薬剤師でもなれるわけではありません。薬による治療のこと、健康や介護に関することなど、様々な知識と経験が必要です。
そのため、かかりつけ薬剤師になるには以下のような条件をクリアしなければなりません。
認定取得後も3年に一度の更新が必要なため、日々たゆまぬ努力をしています。
皆さまは、かかりつけ薬局で、「かかりつけ薬剤師」を指名することができます。
かかりつけ薬剤師についてご説明し、ご理解いただいた後に簡単な契約書にサインを頂いたら、患者様のかかりつけ薬剤師としての役割がスタートします。
かかりつけ薬剤師は担当する患者様が来局した時に毎回お薬をお渡ししたり、お電話等でいつでもお薬や健康などの相談に対応したりする役割です。ですので、
この薬剤師にお薬を管理・健康相談をしてほしいな
落ち着いて話ができるな
など、ご自身相性なども考えながらご検討ください。
もちろん、かかりつけ薬剤師の変更も可能です。しかし別の調剤薬局の薬剤師を同時期に指名することはできませんのでご注意ください。
かかりつけ薬剤師をもったあとは、料金は医療保険の負担割合にもよりますが、3割負担の場合は1回の受付あたり約60-100円が上乗せになります。
こちらも踏まえながら、かかりつけ薬剤師をもつかどうか検討していただければと思います。
ここからはかかりつけ薬剤師が具体的に行うことをご説明します。
複数の病院に行っている・薬をたくさん飲んでいて飲み合わせに不安がある、薬で副作用歴があるなど薬で困りごとがある方はかかりつけ薬剤師を一度検討してみませんか?
小島薬局の皆さまの「かかりつけ薬剤師」となるべく、日々研鑽を積んでいます。かかりつけ薬剤師と一緒に安心・安全な健康管理を続けましょう!