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コラム

コラム 2023年07月18日

熱中症に気をつけよう(対処と予防)

熱中症に気をつけよう

皆さんこんにちは。東椎路店薬剤師の長山です。

ニュースで毎日のように耳にする「熱中症」。今年も暑い夏がはじまっています。

正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症とは

高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。

熱中症の症状

初期症状はめまい、立ちくらみ、筋肉痛、大量の発汗など。
症状がすすむと・・・倦怠感、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状がおこります。

熱中症の予防方法

熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気をつけることで防ぐことが出来ます。

  • 扇風機やエアコンを使って温度をこまめに調節
  • 天気の良い日は日陰を利用してこまめに休憩
  • 吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を着用
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす
  • 室内でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給

熱中症が疑われる人を見かけたら(主な応急処置)

  • エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ移動
  • 衣類をゆるめ、からだを冷やす(首の周り、わきの下、足の付け根など)
  • 水分・塩分、経口補水液などを補給

自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう!!

感覚機能やからだの調節機能が低下している高齢者や、体温の調節機能が十分に発達していない子どもはとくに注意が必要です。

また、閉め切った屋内やエアコンのない部屋や夜間の就寝時も注意が必要です。

熱中症は予防することが一番効果的ですが、発症した場合は早めに対処することで重症化を防ぐことができます。家族や身近な人の健康を守って、楽しい夏を過ごせるといいですね。

【参考】

厚生労働省ホームページ:熱中症予防のための情報・資料サイトhttps://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/index.html

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