こんにちは、小島薬局アツハラ店の伊藤です。
誰もが一度は使用したことがある目薬ですが、正しい使用方法はご存知でしょうか?
残念ながら目薬を使っている人で、正しく点眼できている人は半分以下ともいわれています。
今回は目薬の正しい使い方をご紹介します。
間違えやすい使い方
まずは間違いやすい使い方を知っていただきたいと思います。思い当たる項目はありますでしょうか?
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- 上手く点眼できないから・・容器の先を目尻につけて点眼している
→涙や目やになどが入ってしまい、目薬に細菌が繁殖する原因になります。
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- 目に上手く広がりそうだから・・点眼後に目をパチパチしている
→瞬きによって目から鼻に薬が流れ出てしまいますので、効果が発揮されない可能性があります。
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- 薬がもったいないから・・目の周りに落ちた点眼液を流し込んでいる
→汚れや花粉、細菌などの目の周りの異物も目に入ってしまいます。
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- 多く使った方が効き目がありそうだから、指示された滴数を超え何滴も点眼している
→実はこの方法はお薬が目からあふれてしまうだけで効果はありません。
1滴の分量が約0.05mlに対し、まぶたの中に保持できる量は約0.03mlです。つまり1滴でも目からあふれるほど十分な量をさすことができます。
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- 家族で同じ目薬を使っている
→感染防止の観点から、処方された目薬も市販の目薬も共有せず、本人だけで使用してください。
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- 開封してから1ヶ月以上経ったものを再び使用したりすることがある。
→病院で処方された目薬は劣化している可能性が高いので、残っていたとしても使わず、破棄しましょう。
市販されている目薬は、処方薬より長くもつように作られているものもありますが、説明書きをよく読み使用可能な期限を把握しておくことをおすすめします。
いかがでしょうか?上記のような使い方していませんでしたか?
では、正しい点眼薬の使用方法をご紹介します。
正しい使い方
- ① 点眼前に石鹸で手を洗う。
- ② 1回に点眼する量は1滴。医師に指示された点眼回数を守りましょう。
- ③ 容器の先がまつげや眼球、手などに触れないようにする。
- ④ 目からあふれた薬液は速やかに優しくティッシュで拭きとる。
- ⑤ 点眼後しばらくは静かに目を閉じ目頭を押さえ、パチパチとまばたきをしない。
豆知識:げんこつ法 上手く点眼できない人は指し手がふらつくため、安定させるげんこつ法がおすすめです

右利きの人
1・左手でげんこつを作る。
2・その上に右手を乗せる。
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右手がふらつかなくなる。
3・そのまま点眼。
簡単なようで、とても注意の必要がある目薬の点眼方法です、わからないことがあったら気軽に薬剤師に相談してくださいね。