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コラム

コラム 2022年09月26日

低血糖を知ろう!もし低血糖になってしまったら?

こんにちは。小島薬局東椎路店の清水です。

皆さんの周りでインスリンを使用しているかた、糖尿病の薬を服用している方はいらっしゃいますか?
インスリンや糖尿病の薬を使用していると一時的に血糖が低くなってしまうことがあります。それが低血糖です。

今回は『低血糖』について、お話ししたいと思います。

低血糖とは

低血糖とは、血液中のブドウ糖の値(血糖値)が異常に低くなっている状態のことを言います。

健康な方ですと空腹時は80〜100mg/dlが正常値になりますが、それ以下の値になると低血糖の様々な症状がでてきます。

  • 血糖値60mg/dl以下
    汗をかく、不安な気持ち、脈が速くなる、手・指が震える、顔色が白くなる
  • 45mg/dl以下
    頭痛、目のかすみ、集中力の低下、生あくび
  • 30mg/dl以下
    異常な行動、けいれん、昏睡(意識のない状態)

低血糖の症状は食事の量が極端に少なすぎるとき、空腹時に激しい運動を行ったとき、風邪などの体調不良で食事がとれないとき、入浴時などが起こりやすいといわれています。(症状の出方は人それぞれのため、必ず上記の症状がでるとは限りません)

血糖値の症状の様子例

もし低血糖が起きてしまったときの対処法

低血糖は万一起きたとしても、自身で対応することができます。

その方法として、症状を感じたら、すぐにブドウ糖(10g)を摂るようにしましょう。

もしブドウ糖が手元にない場合にはラムネ10~15粒程度(商品により1粒のブドウ糖の含有量が違うため成分表の確認をしてください)、
角砂糖2~3個程度、リポビタンD・オロナミンC・コカコーラ(300ml程度)・ファンタグレープ(200ml程度)ヤクルトなどでも補えます。

運転をしているときに低血糖と思われる症状が起きたときは、命に係わる事故につながる可能性がありますので、すぐに車を止めて対処しましょう。
万が一15分以上たっても症状が治まらないときには再度同じものを摂取しましょう。

血糖値の症状の様子例

低血糖を知ることは万が一の備えになります

糖尿病患者様自身は低血糖についてご理解していると思いますが、家族など周りの方も低血糖について理解していることで万一の時にアドバイスや対応することができます。

もちろん低血糖はおきないことにこしたことはありませんが、いざというときのために備えておくことは大切です。

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