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コラム

コラム 2023年10月17日

秋にもかかる「花粉症」

ご存じですか?かかりつけ薬剤師

皆さんこんにちは、アツハラ店、薬剤師の白井です。

秋が深まり、朝晩冷える日が多くなってきましたね。今や国民病と言われている花粉症。花粉症と聞くとスギ花粉をイメージされると思いますが、花粉症の人の約15%が秋に症状を訴えています。

今回の薬剤師コラムでは「秋の花粉症」についてお話させて頂きます。

秋の花粉症の特徴

春のスギ花粉の場合は、花粉粒子径が大きいため、鼻粘膜に留まりやすく、下気道への影響は少ないとされ、そのため春の花粉症は鼻水やくしゃみが主な症状とされています。

一方、秋の花粉症の原因のひとつ、ブタクサ花粉は花粉の粒子が小さいため、気管に入って喘息のような症状を引き起こす場合もあります。

秋の花粉症の主な原因

ブタクサ(キク科)、ヨモギ(キク科)、カナグムラ(アサ科)等の草花粉。8~10月がこの3種の飛散シーズンです。
→樹木の花粉と異なり飛散距離は数メートルですが、身近のところに存在するためうっかり近づいてしまうと花粉を浴びてしまう。

秋の花粉症の対策

花粉を取り除く
外出した際には衣類などを払い花粉を落とす。帰宅後の洗顔やうがい。
抗アレルギー薬の使用
花粉が飛散する約2週間前から開始するのが望ましい
※注意点:秋はハウスダストも増える季節でもあり、ウイルスの活動が活発になるので風邪の流行シーズンでもある。
※体調管理(免疫機能維持)も大切です。

以上が今回のテーマ「秋の花粉症」についての説明となりますが、いかがでしたでしょうか?
現在、処方せん医薬品だけでなく一般用医薬品としても抗アレルギー薬はドラッグストア等で購入することができます。様々な種類の薬が扱われていますので、疑問に思ったことや確認したいことなどがございましたら、是非、小島薬局の薬剤師に気軽にお尋ね下さい。

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